ニッケイ新聞 2009年8月11日付け
生長の家の全国大会では白鳩会(婦人部)が水色とピンクの浴衣姿になり登場。頭にリボンをつけて、花笠を手に持ちながら、「二千年音頭」を披露。総勢七十人が華やかな舞をみせた。出場した門脇みど里さんは、「夢中でしたが、間違いのないように踊れました」と感想を語った。総裁夫妻の前で披露した踊りは、二カ月半、毎週一回、日本舞踊の京藤間勘粋(かんすい)名取から指導を受けたとか。
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九日、「カンポス桜祭り」へのバス三台がサンパウロから出発。しかし途中で一台が何故か動かなくなり、急遽、二台のバスで移動することに。高齢者が多いので〃年功序列〃で席を譲ったり、三人で席を共有、〃オシリ合い〃になったり。誰も文句を言うことなく和気藹々のうちに無事に到着、めでたしめでたしと相成った。はて、何の故障だったのかと聞けば、「ブレーキを入れっぱなしにしてるのを忘れていた」とか。運転手さん、春の陽気で頭の中に桜が咲きましたか。
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全国高校総体(インターハイ)「近畿まほろば総体」の空手道競技決勝が兵庫県姫路市で七日にあり、男子個人組手で日系ブラジル人の須田芳広選手(御殿場西三年・主将)が初優勝。中日新聞が報じた。ブラジル人の父、日系ブラジル人の母を両親に持つメスチッソ。生後八カ月の時、両親と一緒に、ブラジルから母親の祖父母がいる静岡県に移り住んだ。卒業後は進学を予定、「次は学生空手日本一を目指す」と意気込んでいる。