ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | Ipespe調査=官房長官、PVに敗退=前環境相の知られざる力

Ipespe調査=官房長官、PVに敗退=前環境相の知られざる力

ニッケイ新聞 2009年8月14日付け

 政治経済調査会社(Ipespe)は十二日、マリーナ・ダ・シルバ上議とロウセフ官房長官が大統領選を競ったら、四つのケースで二つは官房長官が敗れるとするPV(緑の党)依頼の調査結果を発表と十三日付けエスタード紙が報じた。
 第一のケースはセーラ二八%、シロ・ゴーメス一六%、ロウセフ一四%、エレーナ一三%、マリーナ一〇%。ここからエレーナを除いた場合、マリーナとロウセフ共に一四%。第三はゴーメスも除いた場合で、マリーナ二四%、ロウセフ一六%。第三のケースでセーラとアエシオ・ネーベスを入れ替えた場合、マリーナが二七%、ネーベスが二五%、ロウセフが一九%であった。
 調査は七月二十二日と二十三日、全国の有権者二千人に電話で質問した。緑の党PVの知名度は一%で、PTの一一%やPMDB六%、PSDB二%に較べて低い。それだけに、同調査はマリーナ・ダ・シルバ上議が国民の期待を担っていることを示すものだ、とPVが見ている。