ダッタフォーリャ=ロウセフ、ゴーメス互角=政権は評価、上院議長に辞任
ニッケイ新聞 2009年8月18日付け
ダッタフォーリャ調査会社は十五日、二〇一〇年の大統領選に向け、セーラサンパウロ州知事(PSDB=社会民主党)が三七%で支持率首位を維持、ロウセフ官房長官(PT=労働者党)が初めて支持率を一六%へ上げ、ゴーメス下議(PSB=ブラジル社会党)の一五%と互角とする調査結果を発表と十六日付けフォーリャ紙が報じた。
調査は十一日から十三日、マリーナ・シルバ上議(PT)も加えて行われた。今回の調査での同上議支持率は三%に留まり、全体への影響はまだない。しかし、ロウセフ支持率は横ばいになる可能性があるから、マリーナは未知数と見られる。
特記すべきは、二〇〇八年三月には三五ポイントあったセーラとロウセフの差が、大幅に縮小したこと。官房長官はガンの治療を受けながら常に全国行脚を行い、ルーラ大統領の横に並んだ。
ロウセフとマリーナの支持層が、ほぼ同じなのがPTには懸念材料だ。これからマリーナが正式にPV(緑の党)へ入党すると、ロウセフ票を食い荒らす可能性がある。
セーラとロウセフの差が縮小したことで、今後は北部と北東部、中央西部の動きが勝負になる。それでもセーラは、サンパウロ州の現職知事の強みから各地で一歩先を行く。
調査が連邦議会評価に及ぶと、不合格四四%、普通三六%、合格一四%。サルネイ上院議長は不祥事に関与が六六%、無関係が一〇%、知らないが二四%。サルネイ上議は上院議長を辞任するべきが三八%、一時休職が三六%、継続が一四%、分からないが一二%であった。
ルーラ大統領の政権評価は、最良と良が六七%、普通が二五%、不合格が八%。上院不祥事で政権も揺さぶられたが、ルーラ大統領は無傷であったようだ。ルーラ大統領は、サルネイ上院議長の連帯保証人であるが、国民は別々に理解しているようだ。