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東西南北

ニッケイ新聞 2009年8月22日付け

 ユネスコが出版物の多様性などで選ぶ「世界本の首都二〇〇九」に、レバノンのベイルートが選ばれ、サンパウロ市では二十一日~九月二十日まで写真展などが行われる。七月の受賞発表を受け、レバノン国外で最大のコロニアを持つブラジル在住レバノン人達が計画したもの。国内在住のレバノン人七〇〇万人中、三〇〇万人が住むサンパウロ州では、その半数がサンパウロ市に在住。ヴィラ・マリアナ区ペロタス街141番のSescで、七六枚の写真が展示される他、九月二日と十日の二〇時三〇分からは講演会も予定。その他、郵便局も、同国の作家で画家のジブラーン・ハリール・ジブラーン氏の肖像入り記念切手を発売している。
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 サンパウロ市役所は、二〇一〇年からゾナ・アズルを廃止し、パーキング・メーターを設置する他、公共の駐車場建設、路上駐車は片側のみとするなどの方針と二十日付エスタード紙。カードか現金で清算するパーキング・メーター導入で、フラネリーニャと呼ばれる自動車の番人は排除できると市役所では言うが、二十一日付エスタード紙によれば、グアルーリョス市ではパーキング・メーター脇で小銭を持って立つフラネリーニャもいるという。カメローやフラネリーニャも食べていかなくてはならないと痛感するが、フラネリーニャにも個人経営法(MEI)適用はあるのでは?
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 バイア州ジュアゼイロで二十日夜、授業帰りの学生達を乗せたバンが警察の検問を突破したため銃撃を受け、二〇歳の女子学生が即死するという事件が発生。検問は強盗のワナだと思った運転手が走り抜けようとしたの見た警官が、犯罪者の車と考えて発砲したもの。犯罪増加を恐れる思いが招いた悲劇に、家族は大きな衝撃を受けている。