衆院選＝きょう公館投票最終日＝「ぜひ権利の行使を」

ニッケイ新聞　２００９年８月２２日付け

　第四十五回衆議院議員総選挙の在外公館投票が、本日二十二日で終了する。
　在聖総領事管内の投票所となっているブラジル日本文化福祉協会ビル（サンジョアキン街３８１）には、ニッケイ新聞の調査によれば初日の十九日に三百八十人、二日目は約五百人が訪れた。
　二十一日は正午時点ですでに二百三十人ほどが来場。モジ・ダス・クルーゼス市から友人と一緒に来たという井手サナミさん（８５、福岡）は「今の日本は贅沢すぎる。もっと若者に愛国心を持って欲しい」という願いを込めたと話していた。
　投票受付けは二十二日午後五時まで。松代俊則領事は、「在外選挙人証を持っている人は、ぜひ権利を行使しに来て下さい」と呼びかけた。
　持参書類は在外選挙人証、旅券等の身分証明書（顔写真付き、原本のみ有効）。問い合わせはサンパウロ総領事館（１１・３２５４・０１００）または各在伯公館まで。