ニッケイ新聞 2009年9月1日付け
文協大講堂で毎回好評を博している水曜シネマが、新しく綺麗な画像に生まれ変わる。今までの同シネマは、暗いことと、ぼやけていることで苦情が出ていたが、今回、ブラジルパナソニック社の松田雅信社長の協力で、プロジェクター(投影機)の新機種を一年間借りることが出来るようになった。
木多喜八郎文協会長と松田社長の縁から、林まどか図書委員長、文協図書・映画委員会の小森広副委員長、布施直左コーディネーターらが同社を訪れ、借りることが決まった。
小森さんらによれば、今までのプロジェクターの明るさは二千ルーメンス(光の単位)だったが、新機材では三倍の六千ルーメンスになり、明るく細部まで鮮明に映るという。
新しいプロジェクターは、「アマゾンに挑んだ草創の日本人」の特別上映(入場無料)が行なわれる二日の水曜シネマから使用される。布施さんは「皆さんの楽しみが何倍にも広がります。今までと全く違う映像ですので、ぜひお越しください」と呼びかけた。