ニッケイ新聞 2009年9月3日付け
イラクやアフガニスタン、パキスタンに配備されている米空軍最新鋭の無人爆撃機を、ラテン・アメリカにも配備する意向を米政府が一日に表明と二日付けエスタード紙が報じた。アルカイダやタリバンの代わりに、麻薬密売業者を標的にするようだ。
軍事関係専門家は、同機の配備をコロンビアやペルー、エル・サルバドール、グアテマラ、ギアナ、メキシコの偵察目的と見ている。
米コロンビア軍事協定が南米諸国を刺戟したことで、同機の配備は秘密裡に航行する。これまでにコロンビアで活動した米国人が長期、Farc(コロンビア解放前線)に拉致されたことで無人機に切り換えるようだ。