ニッケイ新聞 2009年9月4日付け
サンパウロ市との姉妹都市提携四十周年を記念し、大阪市から贈られる「みおつくしの鐘」。すでに税関を経て、今週の金曜日に市役所に到着する予定。リベルダーデ広場に設置される予定だが、鐘を吊るす搭の設置許可がまだ下りておらず、当日は鐘だけのお披露目になりそう。
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海草肥料『ALFERTIL』の販売を取り扱う沖眞一さんによれば、「フランスでは約百年前から利用されていた」。仏南部の海岸で放牧牛の健康状態が良好な理由を調べたところ、海岸に流れ着いたさんごの粉を食べていたことが分かった。ヨーロッパでは古くから、その効用が知られていたとか。南半球での埋蔵量はブラジルが最大級。「是非試してみてほしい」と日系農家に呼びかけている。
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沖縄県人会館で開催された沖縄空手古武道演武会。迫力ある空手や古武道の技が目を引いただけでなく、華やかな琉球文化も紹介された。玉城流玉扇会城間和枝琉舞道場が披露した「上り口説」は、空手を取り入れた勇壮活発な舞踊。薩摩への出立の際の、首里観音堂から山川港までの道中の様子や胸中を唄っている。独特な琉球王国の世界に触れる機会になったよう。