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コットン4=アフリカで綿作指導=伯が品種改良や土壌改善も
ニッケイ新聞 2009年9月5日付け
Embrapa(国立農牧調査研究公社)とABC(ブラジル協力事業団)は三月三十日、アフリカの綿生産国ベナンやブルキナファソ、チャド、マリへ綿の生産技術指導のために四百万ドルを投資すると三十一日付けヴァロール紙が報じた。
これら四カ国は綿輸出の三〇%が、米国の補助金制度の被害を受けていた。そのため、ブラジルのWTO(世界貿易機関)補助金提訴に合流した。米政府が敗訴によって支払う賠償金を、技術指導でこれら四カ国へ還元するというもの。
四カ国の生産綿が、国際市場で競合するためアフリカのサバンナ地帯に適する種子改良や土壌改善、害虫や病原菌対策、研究所建設、技術者養成で、ブラジルの技術指導を必要としていた。
ブラジルはアフリカ諸国と政治的協調だけでなく、食糧増産や農機具、農業資材、品種改良の分野でも協力する。マリの首都バマコ近郊の農事試験場が、アフリカ全土の技術指導で中心的役割を担うことになる。