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東西南北

ニッケイ新聞 2009年9月9日付け

 バスケットのブラジル選抜男子チームが六日にアメリカ杯で優勝。二〇一〇年にトルコで行われる世界選手権出場権を確保した。スペイン人モンショ監督との契約が十一月に切れ、その後の人事などは未確定の状態だが、一九六三年には世界選手権を制した事もあるブラジルだけに、二十三日から始まる女子のアメリカ杯の行方と共に、期待しつつ見守りたいところだ。
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 寒波到来で、サンタカタリーナ州や南大河州では八日、所により時速一二〇キロに及ぶ強風が吹き荒れて被害が発生。サンタカタリーナでは死者四人が報告され、まともに建っている家はないとまで言われる地域がある他、南大河州では屋根を飛ばされた家屋が一〇〇〇軒超で、数百人が避難所に移動。一方、サンパウロ市でも、チエテ川やピニェイロス川の氾濫、航空便の二五%に遅れ、市内南部の店舗の屋根が崩れて行方不明者も出るなど、雨と風の被害は南伯、南東伯に広がっている。
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 独立記念日の七日、ブラジリアでの記念行事を狙い、サルネイ上院議長辞任要求の学生らがマニフェスト。訪問中のサルコジ仏大統領らを刺激しないように様々な配慮がされた記念行進の終わり際だったため、マニフェストを行った一団が大統領席から一〇〇メートル足らずの所まで迫った時には、両大統領は退座した後だったという。
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 イタリア人と結婚し、同国滞在中のブラジル女性が五日、二歳の娘殺害容疑で逮捕された。目を離した隙に川に落ち、おぼれたという幼女に外傷がない事から、本人が川に投げ込んだ可能性が疑われている。離婚、養育権喪失といった事情もあるようだが、娘逮捕の報に、ブラジルに住む母親が救出に動き出している。