ニッケイ新聞 2009年9月16日付け
十四日朝、サンパウロ州アニャングエラ道七〇キロ地点のロウヴェイラで、車にはねられて怪我をしたオンサ(ピューマ)が保護された。同地域では三カ月前にも同様の事故があったという。折れた牙の形成手術後、同州ジュンジアイーの非政府団体が引取ったオンサは、絶滅の危機が叫ばれる動物の一つ。同団体では回復後は自然に戻す意向だが、ブラジルの学者が世界大の地図を作り、肉食獣絶滅を防ぐ意味でもセラードの保護や維持をと訴えた記事が八月に出た後、ゴイアス州の違法な炭焼き場四〇カ所をトラクターで破壊の記事が十二日に出るなど、セラードを巡る記事が続いた後の出来事。オスのオンサの行動範囲は広く、その縄張りは二五〇平方キロにも及ぶ。
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一九九一年から二〇〇三年に、マラニョン州とパラー州で起きた少年四二人の殺害と遺体損傷犯(四五歳の機械工)に対する六度目の裁判終了と十五日付G1サイト。今回は一九九八年に起きた当時一〇歳の少年二人の殺害に関するもので、六三年(別サイトでは五九年)の判決で、刑期は計二〇〇年超に。〇三年に逮捕、初公判は〇六年という事件で、遺体の大半は、性的暴行後、性器や指、頭などを切断。焼かれて黒焦げになった遺体もあったという。
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サンパウロ州の消費者保護センター(Procon)が十五日、テレフォニカ相手に五件の訴訟手続きに入った。今月八日と六月の固定電話サービス停止と、二、四、五月のバンダラルガSpeedyのサービス停止を扱うもので、制裁金額は最高一六〇〇万レアルに達する可能性あり。固定電話の通話料金値上げが認可されたテレフォニカだが、業務改善案承認後の八日に起きた固定電話の通話障害で信用は更に失墜…。