ニッケイ新聞 2009年9月23日付け
「ヤスクテ、オイシイヨ!」。自家製手打ち麺専門店『永和』のオーナー江建華さん(台湾出身)は、25席ほどの小さな店で中華鍋片手に笑顔を見せた。
この9日に、中華料理店が乱立するリベルダーデ区のリベルダーデ広場近く(praca Carlos Gomes139番)に店を構えたばかり。毎朝自らが打つ麺と、ニラたっぷりの餃子や海老ワンタンが自慢だ。
「うちは安くて、美味いのがモットー。店の作りも日本のラーメン屋をイメージしたんだよ」という通り、カウンター席もあり、女性が気軽に一人で入れる雰囲気だ。
各種ラーメンは10レアル~20レアル、餃子15個(12レアル、以下省略)。
野菜たっぷりの焼きそば(8)、チャーハン(12)もあり、鳥の唐揚と半チャーハン、餃子二つのセット(10)などもあり、お昼に最適。あっさりとした味付けは日本人の口に合う。
「本当に美味しい麺を食べたいなら、朝がおすすめだよ」。打ちたての麺で作ったラーメン(8)のほか、ピータン入りの肉粥(6)やチマキ(6)、豆乳(3)など中華な朝が楽しめる。
片言ながら日本語を操る江さんと、パラグアイ仕込みのスペイン語を話す共同経営者の汪杏貞さんは、「日本のお客さんは大歓迎です。気軽に食べにきてください」と笑顔で声を合わせた。
『永和』の営業は毎日午前9時から午後7時まで。定休日なし。詳しくは永和(11・3101・7245)まで。