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W杯サッカー=ポ国が合弁を提案=開催12市のインフラ整備

ニッケイ新聞 2009年9月24日付け

 伯ポ商工会議所は21日、ブラジルで開催予定の2014年のW杯サッカーに向け、合弁事業の交渉仲介に入ったと22日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。
 試合開催地の12都市で、競技場始め、空港、港湾、ホテル、情報通信網、上下水道、医療設備、治安設備などのインフラ整備を図る。ポルトガル側は、エウロ・コッパの経験を生かしたいという。
 昔は戦争で科学技術が空前の進歩をとげたが、現在はスポーツの国際イベントで、インフラやサービスや医療、治安などの質が長足の発展を遂げる。
 国際イベントは、数々の人類の夢が実現する凝固材といえる。また産業発展のチャンスでもある。W杯サッカーはスポーツ関係者のイベントではなく、国を挙げての行事といえる。