ニッケイ新聞 2009年10月3日付け
沖縄県人会と沖縄文化センターは「子供の日」の12日午前9時から、ジアデマ市の同センター(Av. Sete de Setembro, 1670)で「第4回こども祭り」を開く。実行委員長の呉屋春美さん、同委員の知念直義さんが案内に訪れた。
これまではリベルダーデの県人会館で開催されてきた同祭り。今回初めて文化センターの広い敷地を利用して、一日様々な催しを企画している。
講堂の舞台では午後2時から、子供たちによる琉球舞踊・民謡やエイサー太鼓、沖縄空手演武などの郷土芸能、日本舞踊、YOSAKOIソーラン、ストリートダンスや手品などが披露される。
そのほか、輪投げや金魚すくい、射的などの各種ゲームを楽しめる「子供広場」。折り紙や書道、漫画などのワークショップも行なわれる。
食事コーナーでは沖縄そばやサーターアンダギー、パステル、シュラスキーニョ、たこ焼き、やきそば、アイスクリーム、カキ氷などを販売する予定。
「子供たちに『祭り』を感じてほしい」と話す呉屋委員長。県系子弟に対しても「親の活動を見ることで、会の活動に関心を持ってもらえたら」と期待を表わす。
青年部もボランティアとして参加。当日は幟や提灯などの飾り付けも行ない、雰囲気を演出するという。呉屋さん、知念さんは「ぜひご家族で一日楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。
入場は無料だが、1キロの保存の効く食料品を持参すること。問い合わせは県人会(11・3106・8823)まで。