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ニッケイ新聞 2009年10月3日付け

 平日の3日間で1万5千人が来場したベレンのアマゾニア祭り。会場となったHANGARの会場費は州政府が負担、主催者側では公立校の生徒を無料で招待するなど行政とも連携した。昨年の移民100周年、今年はアマゾン80周年と大きな節目が続いたことも手伝って、北伯の日本祭りとして定着しつつあるようだ。県連からも多くの関係者が参加した今年の式典。今回の交流を機に相互の日本祭りに参加し合う形ができれば、新しい展開が出てくるかも。
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 青葉健康生活協会では消費者の意見、提案を聞くことを目的に、今月の同祭りから「ご意見箱」を設置することを決めた。同祭りも12月で丸3年。中沢会長は「今まで生産者のグループは多くあったが、将来的には消費者の団体も作っていきたい」と協力を呼びかけている。
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 ウイリアム・ウー連邦下議が来年の選挙に向けて1日、PSDBを離党しPPSに移籍した。上院議員に立候補することを前提に調整をした結果という。06年までサンパウロ市市議だった。今回下議1期目半ばにして上議を目指すと言うのは間違いなく最短コース。かつて日系で上議は一人もいないだけにコラジョーゾ。勝算やいかに。
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 富山県人会(サンパウロ市パンジアー・カロージェラス街87、アクリマソン区)では、スザノ・イッペーランジャホームで販売しているイッペーの苗を来週から置くことになった。1本5レアル。「ご希望の方はどうぞ」と同事務局。