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国連が人間開発指数発表=ブラジル、0・813で75位

ニッケイ新聞 2009年10月6日付け

 国連が発表した人間開発報告書によると、2007年のブラジルのHDI(人間開発指数)は0・813で世界75位となったと5日付けエスタード紙が報じた。前年の70位、HDI0・807に比べて、指数上昇が確認されたが、順位としてはラ米諸国のチリ、アルゼンチン、キューバ、ベネズエラなどより低かった。一方、国連によって「高度な人間開発」と評価される0・800以上は、今回も保たれた。
 指数の高い国々は、1位ノルウェー、2位オーストラリア、3位アイスランド、6位オランダ、10位日本などがある。
 エイズ、戦乱、経済縮小などの渦に巻き込まれている、ニジェール、アフガニスタン、シエラレオネは最下位となった。
 平均寿命と教育水準の上昇で中国、仏国、コロンビア、ベネズエラの順位は三つ以上上がった。