ニッケイ新聞 2009年10月7日付け
ルーラ大統領は5日、「オリンピックに投じる資金は、経費ではなく投資である。いくらかかるかではなく、いくら儲かるかだ」と関係者に心意気を伝えたと6日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。
オリンピック開催は、ブラジルを世界へ紹介するチャンスといえる。このようなチャンスは、過去になかった。開催が決まった以上、ブラジルから大量の金メダリストを出さなければならない。
出場選手強化のためにも、投資が必要だと大統領はいう。交通網や都市整備も必要。オリンピックまでまだ7年あるが、同大会は毎回工夫を凝らし、豪華になっている。ブラジルも負けずに盛大なイベントにしたいというのがルーラ大統領の願いのようだ。