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恐慌の影響は大サンパウロ市圏が最大

ニッケイ新聞 2009年10月10日付け

 FGV(G・ヴァルガス財団)は、国内6大都市の中で大サンパウロ市圏だけが、8月に底辺層のEクラス増加と発表したと9日付けエスタード紙が報じた。6大都市全体のEクラスは減少したが、大サンパウロ市圏では約6%増えている。大サンパウロ市圏は工業や金融機関など、金融危機の影響が直接及ぶ企業が密集していることで、被害が大きかったと見られている。大サンパウロ市圏の所得の増加も、6大都市の中で最も少なかった。