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ニッケイ新聞 2009年10月15日付け

 季節感のないブラジルだが、日系団体の行事もまたそれにならえーのようである。北海道協会は今月18日に「ひな祭り」を開き、7段飾りのひな壇を2セット披露。サウーデ文協は24日にもちつき大会を開くという。綺麗なもの、美味しいものはいつでも大歓迎だが何とも…。
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 いよいよ週末18日に迫ってきた県連、ASEBEX共催の弁論大会。一位の副賞には、神奈川援護文化協会の厚意により、滞日中の宿泊特典もつく。実行委員に滞在可能期間を尋ねると、「本人次第、滞在したいだけ」と何とも太っ腹な答え。今月は、聖南西(ソロカバ、25日)、生長の家(サンパウロ市、24、5日)とお話大会が目白押し。是非出掛け、日本語学習熱の高まりを感じてみてはいかが。
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 朝日新聞によれば、サンパウロ州で15歳の時から柔道に打ち込んできたエジソン・シルバ・バルボザさん(48)が静岡県浜松市で指導する「バルボザ柔道クラブ」には多くのブラジル人子弟が通う。昨年の不況で、5歳の時から指導していたリチャード・ヨコヤマ君(12)も昨年12月に帰国。しかし帰国後も柔道を続け、「先生、試合で勝ったよ」とのメールを送ってくるとか。エジソンさんは、「7年後には19歳。きっとリオである五輪に出られるよ」と目を細めている。