ニッケイ新聞 2009年10月17日付け
造形作家の豊田豊さん、画家の若林和男さん、ファイバー(繊維)アート作家の細井戸三枝さんの合同作品展が20日から11月15日まで、サンパウロ市ベラ・ビスタ区のデコ画廊(R. dos Franceses, 153)で開かれる。
豊田さんが彫刻、若林さんが絵画、細井戸さんが繊維を使ったタペストリーなどの近作を出品し、計30点あまりが展示される。
3氏による合同展は今年5月にリオで開かれており、今回で2回目。同展はリオ総領事館が後援し、「地元の日系人の方たちが一体になって応援してくれた」と豊田さんは振り返る。
現地で「サンパウロでも見たい」との声があったことを受けてこの度の開催が決まった。若林さんは「長年続く日系の画廊であるデコ画廊でできることは光栄。私たち3人の仕事を見てもらえたら」と話し、来場を促した。
20日午後7時から開会式。21日からの開場時間は午前10時から午後7時。問い合わせは同画廊(11・3289・7067)まで。
なお同展は来年3月に南マット・グロッソ州カンポ・グランデで開催されることが決まっている。