ニッケイ新聞 2009年10月23日付け
創立以来の大ミス!?サンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)が年末の抽選に向けて販売しているリッファ2万5千枚。刷り間違えのため、その番号に重複、抜けているものがあることが発覚した。
22日午前に行われた役員会議で発表され、同日午後、森口会長をはじめ菊地義治、尾西貞夫、坂和三郎副会長、毛利連・財務委員長、大山善夫・特別企画委員会副委員長が「購入者の方にお詫びして理解を得たい」と説明のため22日、来社した。
同件を担当している毛利氏によれば、今週月曜日の夕方に発覚、調べた結果、55%が無効だという。
現在、刷り直したものの再配布や、12月5日予定の抽選日を年末にずらすなど検討中だ。
だが、同リッファはカイシャ・エコノミカ・フェデラルの正式認可を受けているため、「相談するために担当者と連絡を取ろうとしているのだが、スト中で担当者がつかまらない」と毛利氏はため息をつく。「相談した上ではっきりした対策を講じるので、それまで購入者には待って欲しい」と呼びかけている。
森口会長らは、「援協を信頼して購入してくださったのに、ご迷惑おかけして申し訳ありません」と陳謝し、理解を求めている。
問い合わせは同事務局(11・3385・6601)。