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不妊治療院、診断情報が不十分
ニッケイ新聞 2009年10月24日付け
フォーリャ紙が国内12の不妊治療院のサイトを調べたところ、PGD(着床前遺伝子診断)の問題についての情報は提供されていないと、23日付同紙が報じた。PGDは、受精3日後の、6~12細胞期の遺伝子解析で、遺伝子疾患が起こる可能性の有無を診断するもので、高齢妊娠、反復自然流産や体外受精などの場合に推薦されるものだ。但し、10%の誤差があるため、健全な受精卵が失われる可能性がある。診断での受精卵損傷もあり得るので、それらの情報もサイトで提供することが望ましい。