サンパウロ州立校教員、賃上げ案可決

ニッケイ新聞　２００９年１０月２４日付け

　サンパウロ州議会は２１日、州立学校教員の賃上げ案を可決した。サンパウロ州教育局によると、年に１回行なわれる試験と現場の査定次第で、給与は最終的に初任給の４倍まで上がる可能性があるという。査定では、欠勤率や定着率が重視される。しかし、今回の賃上げ案は最高評価を得た２０％の教員だけに当てはまるため、実力主義的で、不平等だと批判されている。