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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2009年11月7日付け

 先日、ASEBEX(日本元研修生・留学生協会)がブラジル日本研修制度50周年を祝して式典を開いた。日伯で大事に継続されてきたことにまず拍手を送りたい。
 90年代に国費留学した友人。「県費は日本でもブラジルでも県との付き合いが強いけど、国費はそういうのがない」。留学が終わって、日系社会に自然と入り込むのは難しいとのこと。
 自然につながりを継続できる受け入れ体制がないのだ。
 「帰国後、恩も忘れて音沙汰無しの人が多い」と半ば呆れている県人会関係者も多いが、県費留学・研修生は帰国後に県人会を通して日本と繋がりやすい環境にあり、県人会も若者を取り込みやすいはずだ。
 県人会は若者を取り組む方法をもっと積極的に考えてもいい。また、OB・OG会が、日本と繋がりを持つような活動をするべきでは。 (親)