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ニッケイ新聞 2009年11月18日付け

 母県に里帰りした鳥取県人会傘踊りグループ。鳥取県教育委員会は「鳥取県とブラジル移住」と題したパンフレットを今年6月に作成、県下全ての小中学校へ配布した。明治後期から始まった同県移住の歴史、県人が多く住む第2アリアンサ(鳥取村)について紹介。また、歴史年表では移住者の出身市町村も明記し、読む生徒が日伯の繋がりを具体的にイメージしやすく、読み応えたっぷりの出来栄え。留学生や中堅リーダー交流事業など、母県と県人会が積極的に交流に取り組んでいる同県だけに将来への〃投資〃には余念がないよう。
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 先週、朝8時半ごろ、リベルダーデ区のバロン・デ・イグアッペ街を健康のために歩いていた60代の日系女性がしていたネックレスを、前から青い自転車に乗ってきた浅黒い青年が通りすがりに手を伸ばして盗って逃げた。本紙2面でも報じた通り、サンパウロ市内では中年女性を狙ったバイクに乗った追いはぎが増えている。東洋街を歩く時もご注意を。
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 日系写真画報の「FatosBJ」185号(15レアル)が発売された。今回の掲載写真は、サンパウロ日伯援護協会の社会福祉センター落成式、エスペランサ婦人会創立60周年記念祝賀会、県連日本祭り、ブラジル全カラ祭り、おきなわ祭り、アマゾン入植80周年記念サンパウロ前夜祭、第1回県人会対抗マレットゴルフ大会など。リベルダーデの日系書店で取り扱っている。