ニッケイ新聞 2009年11月24日付け
早くも五輪効果―!? 読売新聞によれば、京都市動物園(左京区)で10月1日に生まれたブラジルバク(アンタ)の赤ちゃんの愛称が「リオ」に決まった。同園が用意した「イノル」「ラミー」など五つの候補のなかから、来園者の投票で選んだ。計3624票のうち、リオは1253票で約3分の1を占めたというから、「2016年の五輪はリオ」というイメージも浸透しているといえそう。夢を食べると言われるバク。今回は7年後への夢を育む象徴となってほしいもの。
◎
国際空手道連盟極真会館による「第41回オープントーナメント全日本空手道選手権大会」が21日に東京体育館で開催された。同大会は体重無差別のトーナメント方式で行われるもの。格闘技ウェブマガジンGBRのサイトによれば、今年は128人が出場。2009年の第4回世界ウェイト制軽重量級優勝者の田中健太郎選手が優勝した。ブラジルから出場したエドアルド・タナカ選手(25)は準々決勝で敗れ、8位だった。
◎
福岡で開催中の大相撲11月場所。中日を過ぎて、ブラジル出身の幕下力士、魁聖(友綱部屋)が3勝1敗で好調を維持している。現在幕下西六枚目。今場所の成績如何では、と期待がふくらむところだ。もう一人の伯出身力士、魁心(三段目西三十五枚目)は現在2勝2敗と五分の星。