ニッケイ新聞 2009年11月26日付け
コペンハーゲンの環境会議を2週間後に控えた政府は24日、省エネ型のフレックス車とアルコール燃料対象のIPI(工業税)減税を来年3月31日まで継続と発表したことを25日付けフォーリャ紙が報じた。
トラックのゼロ課税は6月まで。排気量1・0のフレックス車は、1月から7%課税予定であったのを3%に、排気量2・0以下の車は10%課税予定であったのを7・5%に据え置く。
10月までの自動車販売数の88%は、フレックス車であった。これで政府にとって、13億レアルの税収減になる。他に省エネ生活家電の減税継続をも発表した。
省エネ製品の奨励は、他の産業部門にも導入を促進する。炭酸ガスの排出を減らすため、中古車から新車への交換を奨励する。政府は省庁に、環境汚染の少ない燃料開発作業班を設置する。