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東西南北

ニッケイ新聞 2009年11月26日付け

 22日に投票が行われた労働者党(PT)執行部選挙の開票作業は、25日10時までに85%が終了。58・5%獲得の、前ペトロブラス総裁ジョゼ・エドゥアルド・ドゥットラ氏の当選が確実となった。同氏を党首とする執行部リストも55・5%の信任票を得ており、裏金疑惑で告発されたり関係が疑われたりしたメンバー8人の執行部入りも決まりそうだ。日本でのロッキード事件灰色高官の政界復帰を思い出させるが、新執行部の最大課題は、2010年の大統領選挙に向けた挙党体制作りだろう。
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 国内の学者が温暖化の影響について行った分析とは別に、国連の2009年世界人口白書関連記事に「貧しい国の貧しい女性は、気候変動の原因から最も遠い場所にいるにも関わらず、最も甚大な被害を被っています」との記述。温暖化の影響を受け易いのは、農業で生計を立てる貧しい地域の人で、その大多数は女性だという。一方、「干ばつや、予期せぬ集中豪雨、史上最大規模のハリケーンなどの影響で、飢餓や生計手段を失う危険を負う」という部分には、リオやミナス、サンタカタリーナ、南大河などの州で、水害に苦しむ人々の顔が浮かぶ。サンパウロ市でも23、24日の雨で洪水発生を見たが、南大河州では水害拡大で、25日現在の非常事態宣言都市は46に増えた。
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 サンパウロ州で24日、ショッピングセンターの駐車場利用者を喜ばせる条例発効。駐車料金の10倍以上の買い物をした人は、6時間まで無料で駐車できるというもの。ショッピングセンター側は、同条例は違法性ありとして訴える予定だが、判決が出るまでは条例に従うと表明。駐車場利用者は、利用日の日付が入った領収書の提示が必要だ。