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IMF=ブラジルが拒否権を得る=増資と発言権拡大も視野に

ニッケイ新聞 2009年11月27日付け

 ブラジルと中国、ロシア、インドのBrics4国は、IMF(国際通貨基金)において、財政困難な途上国に供与する借款の拒否権を得ることになりそうだと26日付けフォーリャ紙が報じた。
 政府は、IMFでの発言権拡大のため、緊急融資への出資金を従来の100億ドルから、140億ドルに増やした。出資金はIMF債券の購入に当てられ、Brics4カ国がIMF資金の15%を保有する。
 この出資率でIMFの全ての借款供与決定に、参画と拒否権を与えられる。残り85%の出資金は、日米欧が有する。
 これまでIMF資金の供与是非は先進国の一存で決められたが、ブラジルの意見も聞かれるのは初めてだとマンテガ財務相がいう。4カ国は同一票を投じ、協調体制を採ることになった。
 同出資率は、2012年11月まで保持。その後は改正され、ブラジルの発言権が大きくなる可能性がある。反対にIMFから、ブラジルが脱退することもあり得る。

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