ニッケイ新聞 2009年12月2日付け
納税番号(CPF)更新をしてない場合はどうすればよいかと問い合わせがあった。所得税申告をする人はCPFも自動的に更新されるが、所得税申告をしてなかった場合などは、ブラジル銀行か連邦貯蓄銀行(カイシャ・エコノミカ・フェデラウ)、郵便局で、今の状態を確認出来る。何らかの問題がある可能性がある人は、銀行や郵便局に行く時、RGか出生証明も持っていくと、必要に応じて、その場で正常化手続きをしてもらう事も可能。手数料は5・5レアル。CPFの状態や詳細をサイトで確かめたい人はwww.receita.fazenda.gov.brへ。
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南大河州では天候不順が続き、11月30日に記録された時速120キロに及ぶ強風と豪雨は、ここ3カ月で13度目、今年に入ってから18度目の悪天候記録という。30日の報告では11メートル余の増水が起きた川もあり、1日現在も3万3千人に停電被害、2万1千人が避難生活状態だという。11月13日以来、1日までに496市中107市が非常事態宣言。サントクリスト市では、時速100キロ超の風で9割の家の屋根が飛ばされたようだ。
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サンパウロ市議会が11月30日、車のナンバープレートの末尾番号による市内乗り入れ規制強化案の第1回投票を行い、乗り入れ規制を週に2日、21時までに延長することを承認した。2度目の投票でも承認されて発効となるが、車を持っている人や、車で商売する人は、益々大変になりそうだ。
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連邦直轄区知事らが不正資金を受け取ったと暴露されたと思ったら、サンパウロ州犯罪研究所ナンバー2が2005年の採用試験で不正を行ったとの報道も。金で動く人が権力を持つ悲劇の被害者は誰?