ニッケイ新聞 2009年12月3日付け
サッカーのブラジル選手権の途中まで順調だったのに後半息切れしたパルメイラスで、ファンが選手を襲うという事件連発。先週は暴行には至らなかったが、銀行で会ったファンに文句を言われたレニー。同じ銀行の駐車場で1日、男性3人に難癖をつけられたヴァギネル・ロヴィがケンカ。事に気づいた別の選手が警備員を呼んで引き分けたが、ロヴィは練習にも遅れた。28日は選手達が乗ったバスに投石。可愛さ余って憎さ百倍?
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南麻州カンポ・グランデで出生後間もなく肺炎などを起こし、心臓に管を入れた男児。数日後に除去手術を受けたのに、最近になり、心臓に2センチ半の管が残っている事が判明した。風邪をひいて保健所に連れて行かれて発見されたもので、当時は息子の命を救うために役立った管が、今度は息子の命を脅かす危険ありと聞い た両親は、二度びっくり。入院していた病院の医師は医療ミスではないと言うが、誰が見ても無理な弁明だ。
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2007年に米国に旅行した際、5万6400ドルの申告漏れで、資金洗浄などの疑いで逮捕されたレナッセル教会のエルナンデス牧師夫妻に4年間の実刑判決が出た。15万レアルの罰金や行動制限なども伴う判決で、実刑分は慈善施設での奉仕で代える事になりそうだ。今回の判決では、教会などの会計監査厳密化も命じられた。
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夏の日差しが強くなると売上が伸びる日焼け止めローションだが、消費者保護協会が主要10社の製品を調べたところ、5社の製品は1時間で日焼け止め効果が半減し、8社の製品は、水に濡れると効果が落ちる、紫外線遮断効果が弱いなどの理由で不合格。塗ったからと過信は禁物ですぞ。