ニッケイ新聞 2009年12月5日付け
サンパウロ日本人学校(清水喜義校長)の小学5年生19人が、アチバイア文協日本語学校(青山明政校長)を11月26日に訪問し、交流会を開いた。
生徒らは二つの教室に分かれて自己紹介から始め、ハンカチ落とし、折り紙、切り絵などを通して友情を育んだ。
ゲームは日本人学校の生徒が事前に考えた。あらかじめ用意したポルトガル語の文章を読みながら説明。さらに罰ゲームは、お互い苦手な日本語・ポルトガル語を使って質問に答えるなど、大盛り上がりだったようだ。
日本語学校の教壇にたって2年目の三好亜希子JICA青年ボランティア(33、千葉)は、「お互いの勉強になり、刺激しあえてすごくよかった」と笑顔。
日本人学校の上山航平さんは、「みんなに折り紙を教えようとしたけど、逆に教えてもらった。とても楽しかった」。たった1時間45分の交流だったが、充実していたようだ。
青山校長は、「こういう機会を大切に、ずっと交流を続けられるようにしたい」と語った。