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解雇無効求め提訴=茨城のブラジル人派遣社員

ニッケイ新聞 2009年12月8日付け

 【共同】住宅設備メーカー「トステム」の土浦工場(茨城県土浦市)を解雇された日系ブラジル人32人が1日、トステムと派遣会社サンワーク(岐阜県垂井町)に、解雇無効と未払い賃金や慰謝料など計約2億8400万円を求め水戸地裁土浦支部に提訴した。
 原告側弁護団は「全員の雇用保険が切れており、昨年の『派遣村』のような事態が生まれる下地がある。早期解決を望む」と話している。
 訴状によると、32人は土浦工場でサンワークの派遣労働者として勤務。不況の影響などを理由に今年1月から2月にかけて解雇するとの通知を受けた。
 原告側弁護団は、勤務実態から原告とトステムとの間には直接的に労働契約が成立しており、「偽装請負」の可能性があり違法性が高いなどと主張している。
 原告は今年5月と7月に解雇無効の仮処分を同支部に申し立てている。トステムとサンワークは「訴状を見ておらずコメントは控えたい」としている。

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