ニッケイ新聞 2009年12月8日付け
日伯文化連盟はワークショップ、「ポルトガル語を原文とする文学作品の日本語訳」を2010年1月9日、16日、23日、30日、午後1時から5時15分まで同連盟ベルゲイロ校(Rua Vergueiro, 727, 5o. andar)で開催する。
同ワークショップは、「ポルトガル語を原文とする文学作品の日本語訳」を試みようというアイデアから出発した。ワークショップは、参加者の日本語表現力をアップすることを目標としたが、対象作品には、翻訳に時間のかかる小説やエッセイではなく、詩が適当だろうと考えた。
マリオ・キンターナ著「Velorio・sem・Defunto」を教材に使う。同氏の詩が選ばれた理由は2つ。第一は、この詩人の作品の多くが、短いだけでなく、解釈しやすい内容で、その上、親しみやすく、高い芸術性をそなえていること。もう一つはブラジル現代文学を代表する同氏の作品が、未だに日本語に訳されていないことから。
講師はシモン・メイコさん、授業料は4回で300レアル(管理費を含む)。教材は持参すること。
申し込み、問い合わせは同連盟(11・3209・6630)まで。