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ニッケイ新聞 2009年12月8日付け

 ペルーへの日本人移住が始まって今年、110年の節目を迎えるにあたり、ペルー新報の編集長も務めた太田宏人さん(39)がこのほど記念誌「110年のアルバム」(200頁)をまとめた。沖縄タイムスによれば、10年ほどかけて集めた現地の写真約600点が掲載されている。北米や日本からも反応があるようで、太田さんは「苦労が報われた」と喜んでいるとか。
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 弊紙の新たな試み、紙面そのままをコンピュータの画面で見ることができるPDF版が好評だ。電話やメールでの質問に加え、「行った方が早い」とばかりに、来社される愛読者も多く、有り難い限り。意外―といったら失礼だが、高齢の読者でコンピュータを使う方も多いようで、先日は85歳の読者からの問合せも。「お試し特別キャンペーン」として発行しているユーザー名(20091114)とパスワード(nikkeyshimbun)の使用期限は15日まで。是非お試しください。問合わせはお気軽に!
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 郵便局では、今年も「Projeto Papai Noel dos Correios」を行っている。貧しい地域に住む子供たちからサンタクロースへの欲しい物リストを受け付け、無料で同プログラムの登録されたボランティアの元へ郵送する。昨年は50万枚の手紙が届けられ、40万のプレゼントが贈られたそうだ。今年のクリスマスも、多くの子供たちの夢が叶えられればいいが。