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ブラジル紅白華やかに=男女49組が熱唱=今年も紅組の逆転勝利=サンパウロ市

ニッケイ新聞 2009年12月9日付け

 2009年をしめくくる第15回ブラジル紅白歌合戦が6日午前9時から文協記念講堂で華やかに開催された。昨年に続いて紅組が後半戦に逆転勝利を飾り、最後は全員で「蛍の光」を歌って終幕を惜しんだ。
 日伯音楽協会(上岡正雄会長)主催=重田エルゾ実行委員長=、在サンパウロ総領事館およびNHK(日本放送協会)の後援によるもので、人気歌手紅白49組、98人が出演した。
 第1部となる午前の部はカラオケにより24組、午後からの第2部は生バンドの演奏で次々と熱唱が披露され、会場から盛んな拍手を浴びていた。
 羽田宗義委員長ら18人の審査員によって慎重に審査が行われ、前半戦では白組が大きくリード。しかし後半戦での紅組の着実な追い上げぶりが興味をそそり、最後に羽田審査委員長から「白組282点、紅組294点」と発表されると、紅組から歓喜の声が上がり会場を沸かせた。
 なお、郷土民謡グループ、戸塚マリ・フラメンコ教室、日本舞踊京藤間流門下生がアトラクションに出演し、大会の盛り上げに一役買った。