ニッケイ新聞 2009年12月9日付け
エスペランサ婦人会(熊谷美寿江会長)は、2日正午から文協ビルの同会本部で11月11日に行われた2009年慈善お茶会の寄付金贈呈式を開催した。会員ら約60人が集まり、5団体に寄付金が贈られた。
援協の森口イナシオ会長、やすらぎホームの与儀昭雄経営委員長、パウリスタ癌撲滅婦人協会からコーディネーターのワンダ・モラエス・リベイロ・ダ・シルバさんとナンシー・ラポーゾ・メデイロスさん、ブラジル療育音楽ボランティア協会の永山八郎会長、サンパウロ人文科学研究所(人文研)の鈴木正威理事が出席。
ケガをしてお茶会に出席できなかったという熊谷会長は、「私がいなくても、各グループで協力して非常に良くやってくれた」と会員らを称え、「8千レアルの寄付金が集まりました」と報告した。
熊谷会長から援協サントス厚生ホームに2千レアル、やすらぎホームに2千レ、癌撲滅婦人協会に2千レ、療育音楽ボランティア協会に1千レ、人文研に1千レの寄付が手渡された。
森口会長は、「毎年チームワーク良く行っている姿をみる。援協からも感謝を申し上げたい」とあいさつ。
永山会長は、「皆さんの心からの寄付に感謝したい。今後も、恵まれない子供たちに音楽を通し生きる喜びを与えていきたい」と話し、鈴木理事は「毎年寄付を頂き、誠にありがたい。有効に使わせてもらいます」と述べた。