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禁煙条例発効4カ月で大気は80%浄化

ニッケイ新聞 2009年12月11日付け

 サンパウロ総合大学心臓外科の調査によると、サンパウロ州の禁煙条例発効で、バールなどの閉鎖空間での一酸化炭素量が80%も減ったという。条例発効前4~3ppmだった一酸化炭素量が1ppmに減ったもので、排気ガスが充満したトンネルを出て、公園に行くのに相当する変化。禁煙期間を聞かれたバール従業員が「4カ月」と答える宣伝もあるが、周囲の喫煙者が吐き出す煙を吸う副流煙被害者の減少を、具体的に物語る報告だ。