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ワンワン会・忘年会=寅に負けず、来年も吠えよう!=20人が軍歌で景気づけ

ニッケイ新聞 2009年12月16日付け

 2006年から、戌年同士の親睦を深めるため定期的に集まっているワンワン会(坂和三郎代表、会員約50人)の忘年会が12日午後、サンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区の木多会計事務所で開かれた。あいにくの雨にたたられたが、約20人が参加した。
 サンスイの平崎靖之さんが声を掛けたことから、柴田アゴスチーニョ空軍少将も初参加。全伯講道館柔道有段者会が発行したポ語版『姿三四郎』が贈られた。
 全員で乾杯、歓談を楽しみながら、昼食を楽しんだ後は、ノーヴァ・バンデイランテ射撃協会の山本恒夫会長が作詞、持参した「寿唄 人生60から」を炭坑節のメロディーに乗せて歌い、和やかな雰囲気に包まれた。
 続いて、「同期の桜」「戦友」などの軍歌を柴田少将を中心に、肩を組み、声を合わせ、友好を深めていた。
 柴田少将は、「ブラジルではこういう(干支での)集まりがないので楽しいですね」と話し、ブラジリアでよく会うという島内憲大使も同い年であることから、「今度は是非誘いたい」と笑顔を見せていた。
 坂和代表は、「来年は寅年だけど、トラに負けず、ワンワンと吠えて頑張りたい」と意気軒昂に話していた。