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ルーラ大統領=次は国際機関総裁か=ブラジルから世界の人気者へ
ニッケイ新聞 2009年12月17日付け
ルーラ大統領が任期終了後、貧困撲滅や飢餓対策の国際機関総裁への就任に欧米関係者の推薦で有力視されていることを16日付けエスタード紙が報じた。
2010年の選挙結果にもよるが、大統領は国際社会でも、国民の圧倒的人気を集めていると理解されているようだ。ロンドン・スクールのパニーサ教授は「ルーラ大統領が国際的にも、こんな人気者であるとは知らなかった」と絶賛した。
同大統領は旅行好きで、政治的に信条が異なる所へも顔を売り込んだことで人気の秘密が頷けるという。英国では「ルーラ伝」を発刊。米国では庶民の人気を、国際社会で生かすため後援する団体がある。
国際社会では「ルーラ基準」という新語さえある。国際問題の仲介役に相応しい人物を測る基準で、超現実的な考え方ができることをいう。
最近の例では過去の苦い経験から金融危機を見事に克服、模範例を示し途上国経済をけん引した。これは中南米諸国が過去のモラトリアム体験から、ブラジルに倣い均衡財政を優先したことによる見ている。これも〃ルーラ先生〃の垂訓といえそうだ。