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元サンパウロ市長マルタ氏を汚職関与で起訴

ニッケイ新聞 2009年12月17日付け

 2002年にサンパウロ市南部に建設された防災貯水池(ピシノン)工事の掘削作業の予算額を水増ししたとして、検察庁は元サンパウロ市長のマルタ氏、元建設事業担当のロベルト・ポルトロット氏とOAS建設会社を起訴することにした。同庁は、工事がOAS社との正式な契約がないまま始まったこと、掘削作業の予算額が相場よりも75%程割高になっていたことなどの不正を指摘した。処分は、4百60万レアルの公金返却、マルタ氏の立候補権取り消しなどと予想されている。