ニッケイ新聞 2009年12月18日付け
【静岡新聞】日本文化への理解を深めようと、静岡県富士市のブラジル人学校「エスコーラフジ」が16日、市立富士一小と合同でもちつきや輪飾り製作を同市の富士駅北まちづくりセンターで行った。
エスコーラフジの15歳までの児童生徒約60人と同小の5年生31人が参加した。ブラジル人児童らは、地域住民の協力を受けてもちつきを体験。日本人児童と一緒にきねを持ち、「よいしょ、よいしょ」と掛け声を上げながらもちをついた。つきたての温かいもちは、きなこやのりを付けて試食。「おいしい」とおかわりをし、夢中になってほおばる児童もいた。
子供たちはシルバー人材センターの担当者の指導を受けて正月用の輪飾り製作を体験したほか、日系外国人共生対策に取り組む富士署の防犯担当者から、防犯や非行防止の講話も受けた。