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グアンタナモ閉鎖=一部服役者をブラジルへ=国連が受け入れを打診

ニッケイ新聞 2009年12月23日付け

 国連のマンフレッド・ノワーク法務官は21日、キューバ東南部にある米国のグアンタナモ刑務所にテロ活動の容疑者として拘束されている服役者の一部をブラジルへ政治亡命者として移送する案を提出することを表明と22日付けフォーリャ紙が報じた。
 同刑務所での虐待の様子はマスコミでも報道され、同盟国のEUからも批判を浴びている。ブラジルでは政治亡命者を容易に釈放するが、社会問題を起こしていないことで注目を浴びているようだ。
 オバマ大統領は同刑務所の閉鎖が公約であったが、服役者を何処へ送るかが決まらず、公約は実行されていない。ブラジル政府が、亡命者の引き取りで打診を受けたのは初めてではない。
 人道的見地からの政治犯の受け入れはやぶさかではないと関係者はいうが、グアンタナモ収監者の場合、ブラジル国籍者でもなく、人道的見地という基準からも外れており、アモリン外相の判断に委ねられる。先ず政治犯の基準を設定する法整備が必要になりそうだ。

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