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東西南北

ニッケイ新聞 2009年12月23日付け

 年末年始の旅行で混む空港やバスターミナル。北半球の大雪で欠航便も出た週末の国際空港はかなり混乱したが、この時期、混む場所の一つが犬や猫用ホテル。年末年始は予約満杯という所がほとんどというから、不況の波はもう過去の事といっても良いのか。年末年始は預かってくれる所がなく、捨て犬や捨て猫も増えるとの報道もあった後だけに、ほっとしてよいのか悪いのか。
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 夏初日の21日は、サンパウロ市イビラプエラ公園などで日光浴をする人達が見られた一方、サンパウロ州やミナス州では降雹があり、カンジド・ポルチナリ道では所により10センチも積もった。北半球では、列車や飛行機の運行停止が相次ぎ、凍死などで80人以上の被害者。ブラジル内では大雨と旱魃の対照的な場面が広がるなど、温暖化の影響と思しき現象は拡大しているのに、コペンハーゲンの国際環境会議は、笛吹けど踊らずで終ってしまった…。
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 サンパウロ市パウリスタ大通りの本屋リヴラリア・クルツーラで21日、しゃがんで本を読んでいた客の後から忍び寄った男が、野球バットで後頭部を殴りつけるという事件。男はすぐ逮捕されたが、男性客は頭蓋骨骨折の重傷で、21日と22日未明に手術を受け、クリニカ病院に入院中だ。山刀も持って無関係の被害者を襲った男は、08年にも同じ店でガラスやテレビを破壊するという暴挙に及んで、訴訟中という。
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 サンパウロ市東部の洪水地帯では、バキュームカーで汚水を吸い取り、2週間ぶりに地面が表れたが、地表は泥やごみだらけ。恐れられていたレプトスピラ症の疑いで死亡した6歳男児は22日に埋葬されたが、あちこちで発生するボウフラにデング熱やマラリヤ懸念の声も。