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高知新聞が「南へ」出版=100周年の連載まとめ

ニッケイ新聞 2010年1月6日付け

 高知新聞社(本社・高知市)はこのたび、ブラジル日本移民100周年をテーマに、2008年1月から翌年3月にかけ、朝刊に連載した69回(5部)の大型連載企画「南へ」をまとめ、同名で出版した。四六版272頁。1600円(税込み)。
 日伯毎日新聞で研修経験のある同紙の富尾和方記者がブラジルを中心に約10カ月滞在し、取材・執筆した。
 初めての移民船「笠戸丸」を率いた高知出身の水野龍(りょう)をはじめ、南米各地に移住した高知県人の足跡を追い、日本に住む子孫たちも訪ね、移民の意義を考えた労作だ。
 「ブラジルの日々」「波砕く笠戸丸」「アマゾンの高知県人」「もう一つの高知」「移民101年目の子孫たち」「番外編=日本を離れ強く生き抜く・苦労土台につかんだ幸せ」の5部に分かれている。
 購入は各日系書店に注文のこと。

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