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G20中銀会議=バブル形成に警告=新興国市場が狙われ易い
ニッケイ新聞 2010年1月13日付け
G20の中央銀行総裁が11日、金融危機からの回復が順調に進む一方で、一部新興国市場にバブルが形成され、債務不履行の危険性があるので次のように警告したことを12日付けエスタード紙が報じた。
バブル崩壊のリスクは、当事国の中央銀行管理下にない。崩壊の危険性は、先進国の金融危機克服が遅れていることに原因している。反面一部の新興国が危機を克服し、順調な回復を遂げていることで、バブルの危険にさらされている。
バブル形成に集まる資金は、先進国の低金利政策で稼ぎ場が見えないので新興国を狙っている。新興国では一般的に金融コストが高いので、格好のカモになる。
新興国は、バブル対策を考える必要がある。新興国がバブルの犠牲とならないため、先進国は現行のマイナス金利から政策金利の引き上げを行う必要がある。マイナス金利は、新興国へバブル資金を送り込む。
新興国が豊かな資金流入で経済を有利に運営するという考えは、賢いことではない。新興国は適正量の資金の流入チャンネルをつくること。必要以上の資金が流入することは、理想的ではない。
新興国は、内外債務の金利支払い資金の確保を怠ってはならない。豊かな資金流入による資金管理と財政収支、資金コスト高、公共投資、バブル対策はG20の新たな心配事になりそうだ。