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保健プラン=73種の治療を追加=1999年後契約者に適用
ニッケイ新聞 2010年1月14日付け
ANS(保健監督庁)は12日、6月7日から保健プランに新しく73種類の医療業務追加を指令したと13日付けフォーリャ紙が報じた。
この追加指令で最も診察が多いのは精神科、続いて言語矯正科、聴覚障害科、栄養科、セラピストなどと見られる。保健プラン企業は、月掛け金額と応対内容でANSと交渉するとしている。
同指令は、保健プラン契約者5400万人の81%に当たる1999年以後加入した契約者に適用される。
さらに骨髄の移植も、契約企業外部からドナーを探せば、同指令が適用される。歯科ではブロックの設置や金属冠の接着なども入る。肺癌やリンパ癌など早期発見のペット・スキャン検査にも適用される。
また医師と患者の同意があれば、入院に代わり自宅治療も保健企業の負担で許される。これまで対象外であった職場事故による傷害治療も保健プラン負担でできるように検討している。