ニッケイ新聞 2010年1月16日付け
吉良州司外務大臣政務官が18日から、ブラジル、ボリビアを訪問する。
ブラジルには19、20両日滞在してブラジリアで政府要人と会談、経済関係の活性化を含む二国間関係の強化について意見交換を行う予定。サンパウロでの滞在予定はない。
意見交換では二国間関係全般のほか、入札を来月に控えるブラジルの高速鉄道計画がテーマとして取り上げられる見込み。現在会談の相手について調整しているという。
その後はボリビアを訪れ、22日に行われるファン・エボ・モラレス・アイマ大統領の就任式典に日本政府の特派大使として参列する。
吉良政務官は大分県第1区選出の衆議院議員(3期目)。51歳。民主党大分県連代表で、今年9月から外務大臣政務官。日商岩井株式会社在職時の84年、ブラジルのジュイス・デ・フォーラ連邦大学に1年間留学経験がある。