ニッケイ新聞 2010年1月20日付け
ミナス州のネーヴェス知事(PSDB=民主社会党)は18日、インターネットでセーラサンパウロ州知事の副大統領候補として参画する意向はないし、可能性はゼロと表明したことを19日付けエスタード紙が報じた。
リオにおける会合では「ことと場合によっては翻意することもある。臨機応変は人間の常であり、選択肢がないことは死を意味する」と同知事は述べている。
このネーヴェス知事のゼロ発言は、PSDBから出馬断念の圧力をかけられた結果という見方がある。本人は諸般の事情から、上議選立候補が最善と考えているようだ。大統領選で公認候補の御鉢が回ってきていたら、もっと用意周到なお膳立てをすると同知事は無念の思いを述懐した。