ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
ブラジル軍平和部隊=刑務所脱走者狩りへ=潜伏スラム街の治安維持
ニッケイ新聞 2010年1月21日付け
【既報関連】ハイチ駐屯のブラジル派遣国連平和部隊から50人が19日、30万人が居住するスラム街シテー・ソレイルの治安維持に当たることになったと20日付けエスタード紙が報じた。
同スラム街は、地震で崩壊した刑務所の脱走者4千人が逃げ込んでいる。同街は2006年まで犯罪者の支配下にあったことで、市民は食糧や飲料水の配給に影響が出るものと恐れている。
刑務所脱走者の中には、政変で除隊をさせられ院外団に加わった元軍人が多数いる。同スラム街では、ブラジル軍平和部隊が到着するまで、暴力や略奪、傷害、拉致などが横行し、治安が乱れていた。
ブラジル軍平和部隊は、居住民の協力を得て脱走者狩りを始めた。ブラジル軍駐屯司令部の施設崩壊などの被害はあったが、脱走者徘徊を防ぐため、体制建て直しが即時行われた。